アラサーってつくづく、複雑な女性世代だなと感じています。
(ちなみにこのブログで言う「アラサー」とは、独身アラサーのことを指しています。)
年齢とともに体の変化を感じるし、社会的にある程度経験値が溜まってきて居場所を作ることができている人もいるし、それに伴う責任があったり「1人で生きていく」ことも少なからず考えていたり。
まわりの友達は結婚して子供もいたりして。そういう友達を見ていると、まるでまったく別の世界に生きているように感じることがあります。
周りのアラサー女子の気持ちを聞いていると、

ということをよく聞きます。
そして、
というなんとも動物的な意見まできくことがよくあります。
「子供ファースト」なのです。年齢的にも母性本能が溢れ出てきてしまうのでしょうか。
このように出産・子育て経験がまだないアラサー女性は、自分の母性本能を持て余してしまうらしいのです。
それを子供の代わりに彼氏のお世話とか、会社の後輩(男女問わず)のお世話とかに注ぐことで解消しようとしている女性も見かけます。
母性本能を発揮できる場所が、彼女たちの居場所なのかもしれません。
子育てのことを考えると、日本ではどうしても”結婚ありき”になりますね。
一方フランスでは、シングルマザーへの社会保障が手厚いので、シングルマザーばかりです。
出生率は日本の2倍にもなっています。
もともと子供を産んでも結婚自体してなかったりするので、パートナーが変わると同時に子供のパパ的存在も変わります。
元のパートナー(子供の本当のお父さん)とは完全に子育て分担で、子供は週の半分ずつどちらかと過ごしたり、とにかく関係が完全に断たれることは少ないようです。
(子供にとって何が一番良いのかはわかりませんが…。)
たとえ赤の他人の子であっても育てることに抵抗がないというのが、フランス人たちの良いところだなぁと個人的には感じています。
こういう状況ができあがっていると、かなり若い時期から「それぞれが自分の人生を生きる」そしてそれに「他者には干渉しない」ということを悟ってしまうのがフランスの文化なのでしょう。
前置きが長くなりましたが、タイトルの通り、「ナチュラルなミーファースト」を取り入れることがアラサー女性たちの生きやすさにつながるのではないかと日々感じています。
ミーファーストというのは、その名の通り自分第一に考える。周りの人や環境のために自分を犠牲にはしないということです。
そしてそこに”ナチュラル”とつけたのは、本当にそれが心からの望みであるのかということです。
つまり自然体で生きたいと思うことがミーファーストになると思うのです。
本心以外のなにかヨコシマな狙いが入っていたり、他者への思いやりが欠けていたりしてしまうと、ミーファーストはただのワガママになってしまって、人を遠ざけてしまいます。
でも自分にとっても周りにとってもナチュラルなミーファーストであれば、同性異性問わず人から好かれます。
「自分に無理していない人」といるのが一番楽だったりしますから…。
私も数年前までは自分を押し曲げまくって生きていたので、パートナーもクズばかりでした。(汚い言葉でごめんなさい。)
もちろん私のことを本当に愛して大事にしてくれる人なんていませんでした。
でも自分自身や自分の人生を大切に考えるようになったと同時に、素晴らしいパートナーと次々に出会うことができました。
もしあなたが、将来の自分の幸せの中に、素敵なパートナーの存在を望むのであれば、まずはミーファーストです。
「世間体」とか「周りがこうしているから」とか一切関係なく、あなたの自然体の声を聞いてあげてください。