ついついやっちゃうんだよな〜
頑張っちゃうんだよな〜
優秀だから。
頭がいいから。
気がきくから。
優しいから…
もしくは頼ることが迷惑をかけることだと思ってるから。
もしくは自分は優秀でなきゃ愛してもらえないって、思ってるから。
魅力的なのにシングル歴の長い30代女性ってそんな感じがします。
だから男性がつけ込む隙がないのです。
基本的に男性は「頼りにされたい」って思ってます。頼りにされると嬉しいのです。
「すごい」って言われたい。女性には特にそう言われたい。女性によりどころを求めてるのです。認めてほしいのです。
ついつい自分でやっちゃう女性は、できちゃうからやってしまうだけなのですが、時にはそれを忘れた方がいいです。
(「一生ひとりでいたい、ひとりで生きて行く」と決意した人ならともかく、そうでないなら…。)
”甘えるのが下手”なのも分かるし、自立した女性でいたいのもよく分かります。
でも甘えるとか頼るとかするからって、自立度が減るわけではありません。
甘える=「依存」となるわけではないのです。
いくつになっても、女の子の部分は忘れちゃいけないのです。
アラサーになってもアラフォーになっても、女の子は女の子です。大事にされればされるほど、輝く生き物です。
そして男性の少年の部分も忘れちゃいけません。
男性諸君はいつだって、

と思っています。
もしかしたら現実の生活の中でふっと少年に戻って冒険ができるのは、女の子と一緒にいる時なのかもしれないと思います。大人になったら男性は女性よりも冒険ができなくなるし、社会的な役割も重圧も厳しくなるでしょう。
冒険というと大げさかもしれないけれど、「目的」が欲しいのかもしれません。日々を頑張るための、自分を奮い立たせるもの。それが女性という存在なのかもしれませんよね?
男性は女性の笑顔が見たいし、女性に喜んでもらえたらとても嬉しくなります。
たとえ若い女の子じゃなくてそのへんのオバチャンだとしても、男性は女性と何らかのコミュニケーションを取っていないと生きていけないように思えます。(これは長年の私の観察結果です。)
男性は女性を笑わせたいのです。
そして、ほんとのほんとの素敵な男性は、女性を守ろうとしてくれます。傷つけたりしません。
傷つけるくらいなら自分が傷ついたり、身を引くことを選ぶ、そういう優しい生き物なのです。
あきらかにそのへんの男性より「自分の方がよくできる」とか思っちゃう瞬間があったとしても、そこは張り合わないで、男性に任せてみましょう。
賢い女性ならできるはずです。
たったそれだけのことで、自分も肩の力が抜けるし、男性から大事にしてもらえる女性になります。
私の母親の遺言は、「男の人をたてなさい。」でした。
私は長らくこれができなかったんです。
男の人をみんな馬鹿にしてたから、ついつい張り合っていました。
実際、過去のいろいろな経験から、男性不信だったんだと思います。
男性不信といっても「触れられるのがいや」とか「男性が怖い」とかではなくて、単純に
「男は頼りない」「頼れないから自分がしっかりするしかない」
と思っていました。
ですが、それだと一緒にいる男性は疲れてしまうのだということが分かってきました。

って居場所をなくしてしまうのです。場合によっては劣等感をもってしまうこともあるかもしれません。
その経験から私は、試しにパートナーを信じて頼ってみたところ、予想のはるか上をいく包容力でどーんと受け止めてくれました。
男性は心が広いです。ちょっとやそっとでは心変わりしないようです。
むしろ「愛おしさが増す」と言ってくれました。
だから、
「よく出来すぎてしまうあなた」
「頑張りすぎてしまうあなた」
「男性に頼ることができないあなた」
は、ぜひ信じて試してみてください。男性に甘えてみる・任せてみることを。
ちなみに「男性をたてること」はパートナーシップだけではなくて、仕事でも大いに使えます。
実際、女性にできないことを男性はできたりします。女性とは比べ物にならないほど、はるかに大きなスケールでできることもあります。(そんな一面を見ると、うっとりしちゃうくらいです。)
それを発揮してもらって、お互いに気持ち良くいるために、譲るところは譲りましょう。
それができるのは、洗練された大人の女性ならでは、ですよね。
ただし、変にへりくだる必要はありません。バカな男はとことんバカなので相手にしないが吉です。
素敵なパートナーシップを築くためのヒントになりますように…。