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愛を口実にしていい - アラサー&アラフォーのパートナー論

昨夜から彼の友達カップルが、私たちのアパートに滞在しています。

久しぶりにこの地に来たんだけどAirbnbで良い宿がなかったからと。

フランスのアパートはとても広くお部屋も多い(パリは違うけど)ので、こういうことがよくあります。

フランス人はとっても人付き合いを大事にするし、頻繁に集まったり連絡を取り合ったりして友情を大切にしています。

今回のカップルは彼の高校時代からの友人だそうで、かれこれ15年ほどの付き合い。

みんな穏やかで、とっても良い人たちです。

 

そんな場に私という外国人がいて、そこで話題になるのが、やはり「日本」のこと。

フランス人は親日で日本の文化大好きだし、フランスには日本人が多く住んでいますが、私のいる地域では日本人はほとんど見かけません。だから余計に日本人が珍しいのです。

 

今回泊まりにきているカップルは日本のことはぜんぜん知らなかったりして、でも好奇心旺盛なので、とにかく質問攻め。

こんな時は「日本人として恥ずかしくないように」、そして「間違ったこと教えないようにしなきゃぁ!」と焦ってしまうのですが、まぁとても楽しいです。

本当によく聞かれるのはやはり、

「ここに何をしに来たの?」

「ここで何をしているの?」

ということです。

 

これは誰でも”当たり前”に聞く内容、もはや世界共通の”質問テンプレート”のようなもので、質問する側に深い意味はありません。ですがそのたびに

「私は何がしたいのかな…」

と思ってしまうことがあります。

「こういうことがしたい!」というのはもちろんありますが、それ以上に

「パートナーと一緒にいたい」

「ただフランスに住みたい!」

というのがほとんどの動機だからです。

(私はずっと長い間、フランスに憧れ続けていたので。)

 

フランスは日本以上に学歴社会です。そして「才能」社会です。

専門的な分野は教育機関が限られているため、中学生ぐらいの段階から将来の進路が決まってしまうこともあるのだとか。(それで「質」が保たれているのかなと感心しました。)

そういうフランスにいると、自分の「何もなさ」にへこむことがあります。

特にビザの申請をした時なんかは、超絶めんどくさくて高額な書類集めの上、超コワイお姉さんの質問攻めに遭います。

 

「なぜフランスへ行きたいのですか?」

「持っている資格は?学歴は?」

「言語力は?」

「仕事は?貯金は?」

 

…などなど、ビザが欲しくてたまらない私にとっては、ひとつひとつの質問にビクついていました。(近年とくにフランスはビザを取るのが難しくなっています。)

そしてひとつひとつの質問に満足な答えが出せないたびに、

「自分、な〜んにも、持ってないんだなぁ…」

と絶望し、ビザ申請の帰り道に号泣しながら帰った覚えがあります。

 

自分が生きてきた道をとても後悔してしまいました。そしてこれまで私の教育にひたすら無関心で私の夢に反対し認めてくれなかった「親」を恨んだりもしました。

 

でもそんな自分でも、いまフランスにいて、私の理想的なパートナーは私を愛してくれます。

フランス語や私の「やりたいこと」があまりうまくいっていなくても、時々メソメソしてしまっても、変わらずそばにいてくれます。

そんな時は、

「私はこのことを学ぶために、なんにも持っていないのかなぁ」

とさえ思います。

 

これまでは「ただ愛されていい」という感覚がなく、常に人に気を使いまくって生きてきました。

人の役にたたなきゃ、人と違う意見は控えよう、優秀でなきゃいけない、完璧でなきゃいけない、みたいな。

自分がいるだけで、”だれかの迷惑になっているのではないか”とまで考えたほどです。

幼い頃から「変わってる」と言われて友達も少なかった私は、嫌われて孤立するのがとにかく怖かったのだと思います。

 

でも、そんな生き方をしていたって、何も残りません。自分を痛めつけているだけです。

だからある時、

「そんな生き方や〜めよ!」

と考え始めてから、今の生き方のレールに乗ったのだと思います。

 

…結果、たとえ”何も持っていない私”だとしても、愛してくれるパートナーがいます。

 

でもそれって、自分を相手に置き換えてみれば当然のことなのですよね。

私のパートナーも特別な職業についてるわけでもなく、お金持ちでもないし、高学歴でもなし。

たまにちょっと「嫌だな〜」と思う部分が見えることがあるけれど、それごときで私の気持ちは変わったりしません。

相手に対する尊敬や信頼があるし、自分もそういう存在でいたいなと頑張れます。

ただ一緒にいることが幸せであり、人生の目標や生きがいになります。

 

人生が熟成し始めてきたアラサーやアラフォーにとって、パートナーとはそういう存在なのかなと思いました。

実際に、建前としては「こういうことやりたい!」とかある方が便利です。自分にとっても周りにとっても。

でも本音は本音で、否定しなくて良いんだなぁと思いました。

自分の心に正直に。

「愛を恥じない」

私の大好きな映画「愛のむきだし」の中の台詞です。

愛することを恥じない。恥じないというか、「ためらわない」。

 

愛されていい。愛していい。愛を口実にしていい。

私はここにいていいのだ!愛し愛されるためだけに!

 

ということで最後に「愛のむきだし」紹介しておきます。

私はこの映画を観てから、AAAのニッシーにぞっこんになりました。

そのほか、満島ひかりや安藤サクラがヤバイです。

U-NEXTで無料で観る

 

むきだしの「愛」に、浄化されてください。

 

 

ごきげんよう

 

・・・

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